雇用形態別 働き方のメリットとデメリットとは? | 市原・千葉介護求人タウン

雇用形態別 働き方のメリットとデメリットとは?

2020.02.03更新

【介護業界の正社員としての働き方】

正社員といえば、基本的には無期限の用契約となります。朝の8時から夕方の17時までと決まった時間の中で
勤務していく働き方です。

多くの会社では勤務した年数によって給料は徐々に上がっていく制度を採用しており、昇格して役職が上がれば、
給料も上がる仕組みになっています。他の働き方と比べて、福利厚生もしっかりしているのは正社員だけです。

メリット

正社員のメリットは長期間安定した給料を確保できるということです。会社によっては、昇給やボーナスを勤務年数によって上げていく制度を採用しているため、長く働けば働くほど金銭的なメリットを受けることができます。

会社側もよほどのことが起こらない限りクビにはできないため、一度採用されたら長い間金銭的安定を手に入れることができます。
また、社会保険や住宅手当など様々な手当てが受けられるため、他の働き方と違い、福利厚生が受けられる唯一の雇用形態と言っても過言ではありません。

デメリット

そんな正社員のデメリットは勤務時間や勤務日について会社が決めた就業規則をしっかりと守らなければならないということです。

会社側の業務命令には基本的には従わなければなりませんので、休日出勤や残業を命じられた場合も応じなければなりません。
会社側から転勤や部署の移動などを言われた際、本人が納得しなかったとしても会社側の拘束力というのは非常に強いものがあります。

そのため、ブラック企業に一度正社員で勤めてしまえば、長い間苦しい時間を過ごさなければならず、精神的かつ肉体的な疲労を訴えている人も実際にいます。
サービス残業やサービス出勤が普通になっている職場で正社員になってしまえば、うつ病や体を壊してしまう人も少なくありません。

【介護業界の契約社員としての働き方】

契約社員は給料の金額や働く期間などが事前にきっちりと決まっている社員ことをいいます。
最初に定められた期間が終了したら契約は終わってしまうため、別の勤務先を探さなければなりません。
契約が終了した時にそのまま契約満了となり、別の職場に行くケース以外にも、再度契約を結んで新たな契約期間が開始することもあります。
また、能力が高く評価されれば、正社員として雇用されるケースも見受けられます。

メリット

契約社員のメリットは入社しやすいということです。
期間を決めることができるため、企業側のリスクを減らすことができます。

雇われ側としてはアルバイトやパートと違って専門性の高い仕事や責任感のある仕事を任せられるため、スキルや実力が試される仕事をチャレンジすることができます。
また、企業によっては契約社員の方が正社員よりも給料が多いということも多く、契約を更新する際には、さらに昇給やボーナスが追加されます。
実力やスキル経験を持っている人にとっては非常に稼ぎやすい働き方です。

デメリット

契約社員のデメリットは長期に渡って働くことが非常に難しいということです。
せっかく慣れてきた職場なのにもかかわらず、契約期間になってしまうと基本的には終了になってしまうため、別の働き口を探さなければなりません。

自分の中ではどんなに成果を上げたと思っていても、雇用主が期待した以上の成果は上げていなければ、契約更新をすることはありません。
また契約社員は契約期間が満了し退職する際には、退職金は出ません。

退職ではなく、契約満了という扱いになるため退職時の賞与は一切発生しないのです。
給与のもらい方も年俸制や時給制、インセンティブがあるため職場によっては正社員よりも多くなることもありますが、少なくなることも起こりえます。

【介護業界のパート・アルバイトとしての働き方】

パートやアルバイトは「月曜と火曜だけ」という希望する曜日だけを指定しての労働や「午前11時から午後の4時まで」といったように時間も決めることができます。

正社員に比べて働く時間や日数などを減らすこともできますし、希望の曜日や時間に勤められるという働き方です。
本来、パートは正社員と全く同じだけの仕事をして時間の制限だけがあるという意味合いが強かったのですが、今ではその意味もなくなり、主に女性が行うアルバイトのことをパートと呼ぶようになっています。

メリット

そんなアルバイトとパートのメリットは働く時間や日にちを自由に選んで決められるため、自分の都合にあわせて働けるという点です。

仕事内容を選ばなければ、求人の数自体は全国的にも多く、仕事に就こうと思った場合、すぐに見つけることができるメリットがあります。
正社員の場合は経験者でなければダメという求人も多いですが、アルバイトやパートは未経験者でもOK の仕事が多いのも特徴。
長年同じアルバイト先やパート先に勤めることによって正社員として雇用されたという実例もあります。

デメリット

アルバイトパートのデメリットとしては昇給が一切無いということです。

短期的な雇用や臨時的な雇用が前提とした働き方なので、どれだけ頑張ってスキルを磨いたとしても給料が上がらないという待遇が待っています。
同じバイト先に長く働けば働くほど、なぜ「自分はこれだけ頑張っているのに」という気持ちを感じやすくなっています。
また実際に実力あるにもかかわらず、正社員とは違う仕事を任されます。

やりがいのある仕事を任されず、誰でも出来るような仕事ばかりを淡々と続けることが多いです。
また、仕事の時間や曜日を選べるといってもアルバイト先やパート先によっては強制的にシフトに入ってくれと強いられ、せっかくのメリットを感じられない職場もあります。