正しい退職の進め方 | 市原・千葉介護求人タウン

正しい退職の進め方

2020.02.21更新

 

介護の世界は横のつながりが非常に多い業界ですので、退職するには必ず「円満退社」するのが鉄則になります。

ただ、いざ退職を決意してもなかなか言いだせず、タイミングを逃してしまったり、退職を伝えたはいいが、説得させられて結局辞めることが出来なかった経験はないでしょうか?

退職するには思った以上に労力が必要ですので、失敗しない様に事前にしっかりと準備をしておきましょう。

 

ステップ1:施設の就業規則を必ず把握しておく

退職するには必ず、「退職する場合は◯ヶ月前に退職願いを出してください」という施設ごとにルールがあります。就業規則に必ず書いてありますので事前にしっかりと読んでおきましょう。通常であれば、だいたい1ヶ月前までというところが多いですが、なかには3ヶ月前までなど、少し長い場合もありますので注意しましょう。円満退社をするのであれば必ず就業規則のルールは守って下さい。稀に、就業規則を守らず退職する方がいますが、悪い評判が立ってせっかく築いた人脈を失ったり、転職活動に影響がありますのでやめましょう。

 

ステップ2:退職の意思は直属の上司に伝える

退職の意思が決まったら直属の上司に一番に伝えましょう。同僚や後輩に先に伝えて、そこから上司の耳に入ったりしたらトラブルの元になります。また、退職を伝える時間帯は就業時間外が望ましいです。仕事中だと真剣に話を聞いてくれなかったり、忙しかったりで相手にあまり良い印象を与えない為、避けた方が無難です。就業時間が終わったら直ぐに伝えるのがベストな時間帯です。

 

ステップ3:必ず引き止めがあると心得ておく

介護業界は慢性的な人出不足が社会問題となっています。どこの事業所も人員基準ギリギリで運営していますので、退職者には必ず引き止めが入ります。「給料アップするから」「役職を用意するから」など、さまざまな条件を提示されることがあります。これをカウンターオファーと呼びます。このようなカウンターオファーに惑わされない事が大切です。提示された条件が必ずしも守ってもらえる保証はどこにもありませんし、たとえ退職を思い留まったとしても、一度、退職を申し出たという事実が残り、職場に居づらくなってしまいます。一度切り出した退職は必ず貫きましょう。「次の転職先は決まっていて◯日から入社です」といえばスムーズに話が進みます。

 

ステップ4:立つ鳥跡を濁さず!引き継ぎは完璧にしておく

円満退職をするには、自分が抱えている業務をしっかりと後任に引き継ぐ事が大切です。ワーカーであれば担当している利用者のリストを作成してあげて迷惑がかからない様に最大限努力しましょう。給与をもらっている間はその施設の一員です。退職日の最後の日までしっかりと努めれば、気持ちよく送り出してくれますし、どこの施設へ行っても決してあなたの評判は下がりません。